江戸 |
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当時の庶民の生活や暮らしぶりは、大変おもしろくて興味深いですよ。 ☆トイレ 当時は厠(かわや)、せっちんと呼ばれていたんですが、 当然、汲み取り式です。 ただ見逃せないのが、完全リサイクルだったのです。 この時代の排泄物が自然の肥料として使用されていたことは、よく知られていることですが、当然のように回収業者がいて、買い取っていきます。 そしてその代金は長屋の大家さんに支払われるのです。 そして協力した長屋の住民には、 その収入をきちんと分配していたんですよ。 排泄したものがまた違うものに変わって利用される〜リサイクルは昔からあったんですね。 ☆風呂 防災上の問題から、多くの人は銭湯を利用していました。 江戸初期には「蒸し風呂」で今のサウナに似たものだったようです。 中期以降には、今のような入浴方法がとられるようになりました。 銭湯は浴場と脱衣場を区切っていたようです。 浴場は薄暗い上、湯気のためにお互いの顔が見えない状況で、後から入ってくる人は声をかけながら、ぶつからないようにはいってたようです。 当時は石鹸もなく米ぬかを袋に詰めて洗っていたようです。湯船の湯は汚れていたので番頭さんに上がり湯をかけてもらっていたようです。 幕府の禁止令が出るまでは混浴が続いたみたいです。うらやましい〜? ☆灯り 菜種油が主流でしたが、魚油を混ぜたりして粗悪なものもありました。ゆえに非常に臭かったそうです。 家庭での照明は行灯と呼ばれるものです。 移動用でしたが、安全性に問題があったので移動用には、ろうそくを用いた提灯を使っていました。 ☆井戸 今とちょっと違っていて井戸は池の水を水源として木管や石樋を用いて町中に供給していていたようです。 当時の江戸は埋め立てて土地ができていたので掘ってわいてくる水には塩分が含まれていたようです。 当時の名残りとして、溜池、水道橋などの地名が残っていますね。 ☆裏店・表店 当時は家のことを(店〜タナ)と呼んでいました。 ゆえに、裏店というのは裏通り、路地裏にある長屋で、表店というのは表通りにある長屋のことで店舗兼住宅であり、そこで商売もしてました。 裏店は職人たちや店を持たない商人が暮らしていました。 大家は現代のマンションの管理人みたいなものでオーナーに雇われている大家が多かったそうです。 よく落語に出てくる大家さんは人情もろい面倒見のいい人情家が多かったようです。 ☆住まい 当時、税金は通りに面した間口で決められていたようです。 九尺二間・・・間口九尺×奥行き二間の長屋の部屋のサイズで、通りに面して九尺、大体三メートルで奥行きが二間、大体三メートル強で三坪くらいの広さです。 畳敷きではなく床は板張りの上にむしろを敷いていました。 室内には水を貯めておくカメ、木製の流し台、他に行灯のような必要最低限のものをおいていました。 残りの部分が居間兼食堂兼寝室だったということになります。 ☆庶民の暮らし テレビでよくみる”切り捨て御免”はなかったようです。 参勤交代の時でさえ土下座はしなくてよく、のんびり見学していたといいます。堅苦しい社会ではなかったようですね。 朝は早く起き朝食をすませ、仕事に行ったり習い事をしたり寺子屋に勉強しに行ったりしてました。 勤労時間はそれほど長くはなくその日の天候によって左右されていたようです。日が暮れてしまえば仕事はできない状況でした。 宵越しの金はもたねえというようにその日に働いて貰った賃金はその日に使ってしまうというその日暮らしが一般でした。 |
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